病院さがしのコツ
病院を探す時のコツや、知っておくと便利なポイントをまとめてみました。
何科にかかったら良いか分からない時
なんだか調子が悪いけど、どの診療科に行ったら良いのか分からない。そんな時はまず、「内科」に行くとよろしいかと思います。ホームページ上で、「どの科に行ったら良いのかわからない時は、ウチにお越しください。」という風に書いてるクリニックさんもあります。
そもそも町のお医者さんは、「かかりつけ医」として「最初に患者さんを診て、病気の見当をつける。診療を行うとともに、専門的な検査・治療が必要であれば、中核病院に紹介する。」という役割を持っています。今の大きな病院は、かかりつけ医の紹介状がないと受診できないか、お金が余計にかかることが多いです。
患者さんの「なんだか調子悪いな。」という訴えを、医学的・全体的に診断してくれるのが、町のお医者さんなのです。
参考資料
あまり見かけない診療科に行きたい時
たとえば頭がすごく痛くて「脳神経科」に行きたい時。そんな時はこのサイトがお役に立ちます。
診療科を「すべての病院」にして、医療機関名に「脳」とだけ入れて検索すれば、行きたい県にある脳神経科がだいたい検索できます。(100%探せるというわけではありませんが、簡単です。)
こんなところに注目してはいかが?
お医者さんのホームページには、ほぼ必ず、診療方針や得意分野が書かれています。ドクターによって診療方針や医療への思いはさまざまですし、例えば同じ「内科」でも、総合的に患者さんを診るホームドクター的なクリニックや、「糖尿病専門」などのように専門志向の高いクリニックもあります。
- 自分がかかった病気について、得意なドクターがいるか?
- ドクターの診療方針に共感できるか?
こういったところをホームページなどで確認すると、より納得度の高い治療を受けられるのではないでしょうか。
病院探しに、このサイト「イノチズ」をぜひお役立てください。
用語集
診療所(クリニック)
入院用のベッドがない医療機関のことです(19床以下のベッドがある場合もあり)。いわゆる町のお医者さんです。
病院
20床以上のベッドがあり、入院できるところが「病院」です。
標榜科(ひょうぼうか)
医療機関が外部に掲出する診療科名のことです。例:内科、外科、小児科など。
<参考> 診療科名の標榜方法の見直し:日本医師会 【リンク】